8キレイの原動力
身近な知り合いが他界
お世話になった人が50代の若さで亡くなり、祖父は94歳でとても元気でしたが、自転車で転んで足を骨折。事前検査で見つかった内臓治療優先という理由で、放っておかれた足がいっきに悪くなりました。ベッドがないから病院を追い出され、高価なベッドを自宅設置した直後に亡くなりました。人間歩けなくなってからのもろさを、まさにここで体験しました。
まだ60代、消防ボランティアの世界で国から賞をもらうほどの元気な親戚のおっちゃんが肺癌になり、がん治療薬投与で、みるみるうちに顔つきが変わりました。レンガ関係の仕事で長年マスクなしで粉塵を吸い込んだことが要因でした。
また、精神の病を克服した知人の画家さんが、処方された薬を多少多く飲んだだけで、翌日亡くなりました。
2011年3月11日東日本大震災での二次災害
助かったはずのご老人がたくさん亡くなくなる二次災害を知りました。
要因は飲み水が優先され、うがいや入れ歯洗浄が出来ず、体力が弱った老人の肺に細菌が入る誤嚥性肺炎でした。
まさかと思い調べてみると、神戸大震災でも922人の震災関連死で肺炎が223人(24%)を占めていました。
震災があった翌年の国の調査では60歳以上の死亡要因で肺炎が4位から3位に上昇し、震災の影響=菌の怖さを見せつけられました。
日本に伝わる言い伝え
「神社は警告する」(講談社出版) 津波は出来るだけ近い神社仏閣へ避難せよ、ここより下に家を建てるな!という古代からの言い伝えを掘り起こし、波の押し寄せた境目にはなぜか神社があらわれる不思議を訴えています。福島県、宮城、岩手の千年以上前からある神社100社(座)の中で、津波で倒壊したのは3社だけ。津神社(つのみつ、つまり津波が満ちるという神社)の名前の由来は、400年前相馬領内で700人が津波で溺死した過去の記憶を忘れぬため。
当事制作された福島原子力発電所の現地調査ビデオでは、誇らしげに、2年にも渡るあらゆる調査で、安全を確認、ここは昔から災害がなく絶好の場所であるといい、高台だった台地をわざわざ34mも削りとって基盤としたことをさりげなく見せています。ハリケーン対策しかされていない米国GE社設計のマーク1仕様に合わせられた事実を黙りながら。
病気知らずでピンピンコロリ
暗い話題の一方で、知り合いの97歳のおばあさんが、息子さんに抱かれて眠るように亡くなりました。お隣さんの話によると、亡くなる当日、おばあさんは畑で農作業をしていたとのことでした。今の時代は技術は進んでいるけど、ちっとも健康じゃないように思えるんよといつも言ってました。ベッドで死ぬ寿命より、ピンピンコロリの健康寿命!を実感しました。
もっと健やかでのんびりした老後が来るはずが、まさかこんなことになるとは・・・・
これが私たちががむしゃらにつくってきた社会か・・・
と定年になったばかりの65歳知人の言葉が耳を離れません。
歯キレイで出来ること
全世界高齢化社会が到来し、21世紀後半には40%とダントツ高齢化社会の先頭を走る日本。介護制度が崩壊し、国は高齢者をコストとした考えのまま迷走しています。問題は40兆も見えてきた巨額な医療費。
改めて今、薬の意味とは何か、健康とは?なぜ感染症がなくならないのか、防げない災害もあるけど、先人の智恵や自然の叡智で人が救える命もたくさんあるのではと確信。私自身歯を強く歯磨きをし過ぎて、歯が削れてると言われました。また流行りの電動歯ブラシは、高齢者には少しきつく、手磨きのほうがいいとアドバイスされる人もいます。
真実はなんなのか。いずれにせよ歯をきれいにすること、これに言葉や肌の色は関係ありません。人間なら誰しも健康で長生きしたい・・・・その一助となるべく、情報発信含め、わたしたちに できることを精一杯やります。