業務用現場!
●院内感染根絶へ終わりなき戦い
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上記タイトルを見出しにした新聞記事を見たときには、衝撃が走りました。
大阪の大学病院で、厳格にマニュアルどおり洗浄したにも関わらず患者4名に感染。原因はわずかなブラシの磨き残しに緑膿菌がいた。
愛媛県の病院では、パソコン9台中5台のマウスから菌を検出。パソコン操作後、消毒をし忘れたことが要因。
「もったいないからエプロンを表裏使っている」
「忙しくて手袋やエプロンは変えられない」
中小の病院で聞かれた言葉。
院内感染防止は病院の最優先課題ながら、売上げに繋がらないコストはかけにくいということ。
プロであっても手や指の衛生の徹底しかないのです。
我々の業務用製品は、リネン洗浄、循環風呂、内視鏡洗浄などに利用されています。濃くすれば分解時間は早くなりますが、コストパフォーマンスの良い希釈倍率を見つけ出します。
上記作業を施術直後に実施し、菌の培地を取り除くことで、後の工程である超音波洗浄や滅菌処理などを、より複合的で殺菌効果の高い処理にすることが可能になります。
緑膿菌:
台所などの水周りにもある普通の菌。
健康な人には発症しない。免疫力が落ちた人が感染すると死亡する事例がある。
厚生労働省 研究班が調査した結果、中核的な医療施設538のうち約86%でこの菌が検出された。